本形式が阪和線や東海道・山陽本線等に投入されると駅間距離の長い路線では最高速度やブレーキ初速が高い運転がなされるので当初は運転士から苦情が相次いだ。しかし原因の追究等でこれらの不満は解消されていったが、このことが恒久的な問題点だと記事にしたケースもあり、駅間が長く高速運転が必須な路線では103系は不向きと思われるようになった。しかし車両設計事務所では103系は駅間が長く高速向けの路線等別形式が有利に見える路線でもデータ上では103系が有利な数字が出るとしている。東海道・山陽本線等では113系を4扉にしたような車両が良さそうだが、比較すると103系の方が消費電力が少なく、103系は駅間の長さに関係なく使える上に価格も安いと述べている。これは113系等との1km-5kmの運転時分や消費電力の違いを見ても明らかである。

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